この記事の内容は、Burt氏による"This Week in Grails"を、意訳した内容です。誤訳等有りましたら@tyama宛てに(DMで)優しく報告ください。
元記事:This Week in Grails (2013-20)。
今週のビッグニュースは、やはりGrails 2.3 M1 のリリース
ですね。2.3では多くの修正や向上と新機能が含まれるなど大きなアップデートとなります。M1では更新される内容の一部が含まれてます。
その内容に関してGraemeがブログで紹介しています。Grails 2.3 M1 and Upcoming M2
とRoad to Grails 2.3: RESTful URL Mappings and URL Mapping Reports
を参照してください。
Orange & Bronze
の人達が作成した、クールなGrails動画を
チェックしましょう。
Burt氏がstandalone-tomcat-memcached
とstandalone-tomcat-redis
という2つのプラグインをリリースしました。
これらのプラグインはdatabase-session
プラグインと同じようなプラグインで、ウェブサーバのセッションを従来のアプローチとは違いデータストアに保存します。ただしこれらのプラグインはインターセプトやセッションのリプレースなどは行わずTomcatのAPIを直接使用しているためTomcatのみでの動作となります。
あとBurt氏は、GrailsアプリケーションのHerokuデプロイの再構成として組込のJettyを使う方法からstandalone
プラグインを使用する方法へ変更する仕組みを構築中とのこと。
それらの内容を踏まえて、Herokuでのスティッキーセッションに対応していない問題を解決するために、heroku
プラグインで対応できるようにするとのこと。
この“This Week in Grails”をマメにチェックするには、カテゴリリンクをチェックするか、RSSリーダーにフィードを登録しましょう!(本家用)
新たに7件のプラグインがリリースされました:
0.1. REST APIドキュメントを生成
0.3. JavaScript向けの
GORMクライテリア
0.3.
プロジェクトブートストラップでデータベーススキーマのドロップ・作成・初期化を行うメソッドを提供
1.0. HTTPトラフィックをロギング
1.0.0.
コントローラアクションで簡単なアノテーションを使用して必要なリクエストパラメータを確認
0.1. MemcachedをTomcatセッションマネージャとして使用する
0.1. RedisをTomcatセッションマネージャとして使用する
26件更新されています:
1.0.2.
複雑なWebフォームをForm DSLで簡単に作成
0.9.3. Airbrakeを使用した通知機能
1.0-RC5. Quartzジョブを使用してデータベースに登録されているメールの非同期送信を行う
1.4.3. Amazon Webサービスのインフラサービスの利用。
0.2.3. soyテンプレートファイルをJavaScriptファイルへサーバサイドでのコンパイルをサポート
1.3. jQuery EasyUIのリソースと関連するタグライブラリ提供
1.3.0. 外部定義(grails.config.locationsに指定された)の変更を感知して、内容が変更されたら、定義内容を変更する機能を提供
3.1. Font Awesome アイコンリソース
0.6.2. Google Visualization APIのインタラクティブチャート用タグライブラリの提供
1.44. JavaMelodyシステムモニタリングツールの統合
3.6.10.M3. GORMのHibernate統合
0.6.4. ドメインクラスのフィールドに対しての国際化(i18n)の記述方法の提供
0.3. ブラジル銀行用のBoletos Bancarios(銀行送金用チケット)をJrimum Bopepoライブラリを使用して作成
1.0.0.RC2. Neo4j用のGORM実装
1.0-2.18.0. GSPページに、NewRelic Real User Monitoring 機能を追加
0.5. pusher.com REST apiのラッパー
0.6.5. ReCaptchaとMailhideサービスの統合
0.4.4. Ajaxを使用したページネートやカラムソートのタグを提供
0.2.0. Segment.ioを使用して、アナリティクスデータを、それぞれ個々に実装せずにサービスへ送信
1.0.2. Spring Security用、認証Mock対応
1.2.1. GrailsアプリケーションをJARファイルに組み込まれたTomcatサーバで起動を可能にする
1.7.5. Vaadin (http://vaadin.com/)統合の追加
0.4.2. ConfigObjectにバリデーションメソッドの追加
1.0.3. Jettyを組み込んで実行可能なGrailsのwarファイルを作成する。Config.groovyでJettyを設定することが可能。
0.4.2. Webdriverを統合。GrailsでのファンクショナルテストをHtmlUnitとブラウザで可能にする。
1.0-RC3. XWikiレンダリングフレームワークを使用してテキスト変換を行う
※日本国外の求人情報です。